トーク成川

成川自然農園(土佐市)の近くの小川には、全国的には珍しくなったイシガメが多い。だいたい甲長10cmくらいのが多いのだが、これはイシガメとしては最大級に大きく、甲長17cmもある。
今年は、めっきり数が少なくなっているようなので、ちょっと心配である。昨年の度重なる大水で下流に流されてしまったのかもしれない。
孫のたけちゃんが、水辺の生き物が大好きなので、たけちゃんを喜ばせてからまた元の場所に放してやろうと思う。
今日は、小6のY君を農園に連れて行った。学校の担任の先生が、「こんな優秀な子見たことありません」と言うほどの秀才である。作文を書かせると、10分くらいで400字を埋めてしまう。内容的にも個性的で唸らせる。何をさせても普通の子の5倍くらいのスピードで仕上げてしまう。頭の回転が速いということはそういうことなのだろう。
今日のY君は、昨日のY君の弟である。昨日は特に書かなかったが、中2のY君もまた秀才で、1度の説明で何でも100%理解するので、教える方がお金を払いたいくらいの生徒である。やはり、問題を解くスピードがすごい。
今日は、ニワトリの世話を終えてから、近くの小川にイシガメを捕りに行った。それから、畑のための鶏糞たい肥をバケツに入れて運んだ。重い方を私が持とうとすると、小さな体なのに、「重い方は、ボクが持ちます」と言う。続けて「先生、ボク、スポーツ万能なんですよ」と言う。現在は、合気道と柔道を習っていて、おもしろくて仕方がないようだ。
余談ながら、Y家の4兄弟はドラムを叩かせれば、感動的な腕前なのだという噂である。(長男は、現在、追手前高の2年生で、やはり成川塾のOBである。小3に4男がいるが、その子の噂は今のところ聞かない)
※写真は、大きなイシガメを持つY君。
中2のY君は、ゲームをしない。むしろ、ゲームを軽蔑している。それは、お父さんの教育方針の投影のようだ。それで、学校が予定外に休みになったりすると、家の中で勉強ばかりというわけにもいかないので、時間を持て余すこととなる。
昨夜の塾の休み時間に、「農園に行くか?」と聞くと、「行きたいです」と二つ返事だったので、今日の午前中は、農園の仕事を手伝ってもらった。休憩時間は、イタドリを採ったり、クレソンを採ったり、丘に登ったり、ご機嫌な午前中となった。有精卵のお土産と収穫物を両手に抱えてうれしそうに帰っていった。
Y君が「今度ボクに、ニワトリの解体をやらせてください」と言ったので、「いいよ」と応えておいた。ニワトリの内臓がどうなっているのか、知りたいのだそうだ。
土佐市ドラゴン広場近くの空き地では、桜が満開であった。と言っても、造花である。風車を孫に買ってやろうと思って車を停めたのだが、風車を引き抜こうとすると、「売り物じゃないかがやき」と叱られてしまった。
高知市在住のメルヘンおじさんは、趣味でこんなことをしているのだという。何を売っているということではなく、ただ、空き地に車を停めてその周囲に造花を咲かせ、風車で飾り、造花の間にお面や人形を並べているのであった。「人形に人間を見せたやっているのだ」と言う。
県庁を定年退職し、今は月16万の年金をもらって悠々自適のメルヘン生活ということらしい。家には、これの10倍くらいも造花を集めていると言う。どうでもいいが、独身らしい。